口コミをネタにした企業・ブランド品の広告サイト
何気なく当たり前のように利用しているネット上の口コミですが、いまどきは「口コミサイト」というのがかなりあって、知らない間に人気ランキングのトップ10などに誘導されているケースがあります。
これらのサイトは、口コミをネタにして企業の商品の広告を行っているもの。ホントの人気ランキングなら問題ありませんが、そうではないケースもあるのでチェックには注意が必要です。医療用かつらも最近ではこうしたサイトの標的になっています。
大切なことは人気ランキングを鵜呑みにすることなく、自分で実際に試着してから決めること。最低でも2社・3社のかつらを比較して、じっくり時間をかけて選択することです。
最近の口コミ事情と接し方
- 口コミと人気ランキングがセットになっているサイトは要注意。
- 人気という名のランキングには実態(ランキングの根拠)が明らかでないもの多い。
- 複数のメーカーのかつらを取り寄せ、実際に試着・比較してから決める。
- 試着がないもの、試着に条件やお金がかかるものは除外する。
口コミや人気ランキングはひとまず疑ってみることが大事。
ランキングにある製品情報だけを客観的に活用
現在、国内で販売されているかつらブランドは300種とも500種とも言われています。これだけの製品の中から、品質や機能、あるいはメンテナンス、対応力など、あらゆる点で満足度の高いかつらを見つけるのは不可能と言っても良いほどです。
そこで人気ランキングや口コミには嘘があったとしても、ランキングに出てくるブランドそのものの存在には嘘はないので、製品情報は1つの参考として活用しましょう。
たとえばこのような口コミサイトやランキング製品の概要には、ほとんど項目ごとの評価が掲出されています。「毛質」、「ツヤ」、「フィット感」、「軽さ・重量」、「アジャスター」、「通気性」などです。
レーダーチャートでそれぞれのポイントが評価されているものや、星の数で採点しているものがあります。寸評のような概要もついているので参考にできます。ただしランキングの順位はあてになりません。
ランキングや口コミは気にせず、製品の概要と評価のポイントを中心にみていくことがポイントです。
とくに注意したいのは、医療用かつらの場合は普通のレベルのズレ防止機能では、運動やリハビリに耐えられないので、医療用専門のかつらメーカーを検索し、複数箇所にスベリ止め機能がついていることを確認してください。
無条件で無料試着できること。体調が悪い日はすぐに試着できないので、期間や返事に締切りがないことも確認しておきましょう。