口コミで人気の医療用ウィッグ 自分に合った医療用かつらの見つけ方

真逆の経験をして通販ファンになった利用者として 

医療用のかつらを探している人の中には、「通販のかつらにはモデルの種類が少ないから、仕方なくサロンに行って商品選びをしている」という意見の人がいます。しかしそれは事実でしょうか? 
私がその意見を見つけたのは口コミサイトのコーナーで、たまたま私と同じように抗がん剤治療を受けつつ、新しい医療用かつらを探している人のものでした。
また「通販のかつらは安物が多く、アフターケアがいい加減だから信頼できる店舗に行って買っている」という意見もその口コミの中にありました。おかしいなと思ったのは、この2つの意見とも、私とは真逆の意見だったからです。 
私はまったく真逆の理由で、サロンに行ってかつらを購入するのをやめ、逆に通販で医療用のかつらを購入することにしたのです。いまから2年ほど前のことです。実店舗に行って医療用かつらの試着をお願いすると、パソコンのモニターでモデルを見せてくれますが、そのお店では50程度の種類しかありませんでした。
ロング、ミドル、ショートの3種類が基本で、カールやウエーブのかけ具合はモデルが決まり、購入が決まってから無料で対応してくれるというものでした。
種類が少ないのは医療用という特殊なジャンルだから仕方がないと割り切っていましたが、価格が税別で16万円もしたので、購入の決断をするまでに脂汗をかいてしまうほどでした。 
 

通販だからできる品揃え、コストパフォーマンス 

出費の多い闘病生活の身には、かつらに16万円のキャッシュを差し出すのは気が引けました。しかも、医療用といいながら付いているのはアジャスターとベース部分のネット程度で、特別な工夫がなされているとも思えなかったのです。
それで翌々年のかつらの買い替えどきには、サロンに行くのをやめ、ネット通販のサイトを検索して製品を探すことにしました。するとヘアスタイルのモデル数が、店舗のときとは比較にならないほど多く、少ないところでも60種類程度、多いところでは70種類~80種類のモデルが用意されていました。
さらに驚いたのは、価格がサロンで購入するかつらの3分の1程度で、低価格だから安物かといえば、低価格でもここまで入念な仕事(手作業と仕上がりの良さ)ができるのかとビックリしたほどです。 
以来、私は通販にもっていた固定概念を捨て、「むしろ通販だからこそできるコストパフォーマンス」であり、「いいものを作らないと口コミで広がってしまう」といったような危機感からハイクオリティな製品が生まれていると認識を改めるようにしました。
通販は安物が多い、粗悪品が多い。モデルの数が少ない、サービスが悪いなどといった固定概念にとらわれているみなさん!通販市場は決してそのような場所ではなくなりました。間違った口コミが拡散し、それに惑わされないよう、より多くの方に通販の医療用かつらを体験して欲しいです。